DETAIL
ラ・ビアンカーラは、イタリア、ヴェネト州にあるワイナリー。アンジョリーノ・マウレが12年間ピザ職人を経たのち、奥さんとともに6ヘクタールの畑から始めたそうです。現在は4人の息子が加わり家族で営まれています。
アンジョリーノ・マウレの栽培、醸造に対する情熱はよく知られるところですが、それは「自然なワイン」であることを目指しているように見えます。その時その時の土壌の状態を見極め、健康なぶどうが育つための最適なバランスに調節し、余計なものは足さない。それはとても難しいことですが、マウレの探求はとどまるところを知らず、様々な挑戦が形になっています。
品種はガルガーネガ。1300年以上にもわたってこの地域で栽培されている白ぶどう品種です。ソアーヴェに使われることでも知られており、フルーティーで綺麗な酸を持ちます。この辺りの土壌が火山性であることから、ミネラル感のある仕上がりになっています。
ふんわりとかすみがかったレモンイエロー。柑橘やハーブの爽やかな香り。しっかりとした酸味とともに、石灰や塩などのミネラルが長く続きます。豊かな旨みがあり、野菜や卵、出汁の効いた日本のお惣菜にも合わせやすいワインです。